キッチンタイマーと、ストップウォッチと鈴と

子どもたちの活動時間を計る時、私は2種類の方法を使い分けています。

一つの方法はキッチンタイマーです。
キッチンタイマーは、完全にタイムマネージメントしてくれるのが利点です。時間を計っている事をたとえ忘れてしまっていても、しっかりと時間を知らせてくれます。教師のタスクを一つ減らしてくれる役割をしてくれます。また、音が出るというのも利点の一つです。
一方、時間がしっかりしすぎて、弾力のある時間配分には向かないという欠点があります。

もう一つの方法がストップウォッチで時間を計り、鈴で知らせるという方法です。
この方法だと、活動時間を3分で設定しているが、子どもたちの様子を見て、4分にしようなど柔軟に時間配分をする事ができます。また、キッチンタイマーは刺激的な音がしますが、優しい音色で時間を知らせる事ができます。
一方、時間を計るというタスクは自分の中にありますので、他のことをやっていると時間をはかり損ねるという欠点があります。

このように私は、活動の場面場面おいて、それぞれの特徴を考えながら計る方法を選択しています。

ちなみに、キッチンタイマーを最近買い替えました。できるだけ子どもたちが見えるようにと大画面のものを選びました。後ろの子でも目のいい子は見えるということです。
鈴は、モンベルのクマよけです。モンベルでも鈴が何種類かありますが、音と値段でバランスをとって選択しました。(チベタンベルというチベットの鈴の音がいいそうですが、予算の都合で諦めました。)
※鈴は、岡山洋一(SDI札幌ディベート研究所)さんの実践(明日の教室DVD「ファシリテーション入門」)を参考にさせて頂きました。