多忙とエンドユーザー

学習発表会も終わり,職場では一つ重荷が解けた。
学習発表会では,総合的な学習の時間で行った米作りについて発表した。
前半は,1年間の米作りの説明,後半は米作りの群読である。
群読した詩は,子どもたちが作った。
この群読をするにあたり,12月にK先生をお招きしミニ校内研修会を開催した。
学年の先生だけでなく,他の学年の先生方にも参加を呼びかけ10名超で行うことができた。
参加者からの評判も良く,開催してよかったと思う。

次は6年生を送る会に向けての準備だ。それが終わると学年末事務がある。あっという間に年度が終了する。この慌ただしさの中で真っ当な教育活動を行うことができるのであろうか。
チーム学校,アクティブ・ラーニング,英語学習,…日常の業務でもやっとこさの中,矢継ぎ早に要請される教育改革。
いじめの問題が注目されているが,目の回るような日常の中でじっくりと子どもたちと向き合うということが難しい。
結局は,多忙がこの問題の解決を難しくさせている。
しかし,行政は教員研修の強化で解決を図ろうとする。
まあ,このような対応の仕組みは今までもされてきたことで,行政もこうせざるを得ないということもあるんだろうけど。

この現場の忙しさは,本当にエンドユーザーである子どもたちに益を与えているであろうか。