国語「気持ちを伝える言葉について考えよう」の発表会

国語「気持ちを伝える言葉について考えよう」の単元の発表会をしました。
始めにねらいをみんなと確認。
しかし・・・言えない子が多数。自分では繰り返し伝えてきたつもりだけど。。。ここで言えないのは完全に私のせい。私の環境設定が悪かった。大反省。
気を取り直して、ねらいを板書し、確認。「発表の出来不出来はこのねらいを達成したかどうかだよ。けっして、楽しい発表をしたかどうかでないからね。」と確認。
発表の順番は割り箸くじで。

発表会の段取り
1、 班の発表
2、 発表した班は何を伝えたかったのか、周りの人と考える
3、 発表した班から、伝えたかった事の発表
4、 見ていた人からの評価
(4〜5人、挙手、8つの班の発表の間に一人一回は挙手して評価を言う)
5、 1〜4を8班分繰り返す。

さて、発表はどうだったかというと・・・。面白かった!伝えたい事が伝わるなかなかのできでした。私の予想を超える発表をした班もありました。こんなにも協力して、豊かに表現するとは。驚きです。そして、もう一つの驚き、全員の声が聞こえるということ。春には、発表の際、声が小さくて聞き取れない子が数人。それが昨日は声が聞こえるのです。成長したなあと感じた瞬間でした。

ただ、完全なる失敗に終わった班が1つ。
劇をしたかったのですが、セリフを忘れたり、動きが雑だったり。
終わった後に、「今回は残念だったね。伝わらなかったのは自分たちがよくわかっていると思います。でも、失敗は次へのステップです。この経験を次に生かしてね。あなたたちならきっとできると信じています。」という趣旨の評価をしました。
この班は比較的大人しい子がそろっていて、そしてなかなか協力して活動できない子が一人。彼はふざけて練習していませんでした。周りの子は声をかけるのですが、ほとんどかわらないまま・・・。上手く行かなかった理由は自分たちがよくわかっていると思います。そこでわざわざ私が叱って彼らの気持ちを冷やす必要はないなと、判断しました。

<私のふりかえり>
・ 子どもたちはねらいを忘れてしまう。ねらいは常に可視化していこう。一単位時間のねらいは板書でよい。単元を貫くねらいは短冊を作ってはるか、TVに写しておくかしよう。子どもたちがいつでも立ちかえれるように。
・ ゴールイメージの共有化はとっても大事。最初に共有化できたのはよかった。