単元を貫く言語活動について

「書くこと」や、「話すこと」は最終的なゴールがはっきりしているので単元を貫く言語活動はイメージがしやすいです。一方、読むこととなるとイメージがしにくいです。ですから、読むことの学習において、安易に具体物に成果を求めるというのは慎重にしないといけないと思っています。物語単元において、最後の活動をリーフレットや新聞にする活動が多く見られます。
読むことの単元なのですから読む力に結びつける単元構成にししなくてはなりません。リーフレットや新聞作りにその整合性があるのか検討する必要があると思います。もちろん、それを踏まえて、リーフレットや新聞の活動がおかれている実践は見事だなあと思っています。