夏の読書1冊目、2冊目

夏の読書記録 読んだ順番はめちゃくちゃですが・・・

1冊目
「教師をどう生きるか」 石川晋・堀裕嗣著 学事出版

教師をどう生きるか 堀裕嗣×石川晋

教師をどう生きるか 堀裕嗣×石川晋

「この夏、まずは溜め込んだ本を読むぞ!だから買わないぞ!!」
と思っていたのに、早速その思いは挫折。
紀伊国屋にぶらりと行ったらあったので、ついつい買ってしまった。
どうしても、気になって仕方なかった。

とにかく面白かった。
夜更かしして一気読みをしてしまった。

さらっと読めると思ったのだけれど、所々学術的な用語が出てきて無知な私はいろいろと調べたりしながら読んだ。
晋さんのはちゃめちゃなところが素敵でした。


「堀さん」、「石川さん」と呼び合って書かれている所が脳内再生を邪魔していました。
これは、あとがきにも書いてあったんだけど。
「堀くん」「晋ちゃん」で変換しながら読みました。

2冊目
「エピソードで語る教師力の極意 岩瀬直樹編」 岩瀬直樹著 明治図書

岩瀬直樹―エピソードで語る教師力の極意

岩瀬直樹―エピソードで語る教師力の極意

1冊目の「教師をどう生きるか」 石川晋・堀裕嗣著とともに買ってしまった本。
教師力の極意シリーズは、今は買う気分じゃなかったんだけど(おそらくその時が来たら一気に買うんだろうなと思っている)、ついつい買ってしまった。

教育実践は、ある程度再現性はある。でも、最終的にはその教師と子どもたちの間で生まれるオリジナルなものである。ということを感じているので、先駆者の実践をなぞるだけでなく,自分で原書にあたるべきだなあと思っている。
このことを、この「教師力の極意 岩瀬直樹編」を読んでやっぱりそうだよなということを感じた。
岩瀬さんは、PAをやるにしても、リテラチャーサークルをするにしても、そのオリジナルにしっかりとあたり、そして考えて行ってらっしゃる。その上での試行錯誤しながらの実践だから骨太な実践になる。それに対し、僕らはそのいい所取りをしようとする。その実践は浅い浅い。やっぱりそうなんだよな。と思った。
だから、信頼ベースの学級づくりを学びつつ、更に深い所を学んで行かなくてはと思った。


岩瀬さんの実践の中でリテラチャーサークルは重要な位置にあると思う。岩瀬さんにリテラチャーサークルを教えた足立先生が何と!!僕の今の12年研の指導者である。なんとも偶然。いや必然!?これは学ばなくてはと思っている。
僕は、読書教育に興味を持っているのだが、現実問題読書教育にかける時間を捻出できずにいる。
それでも、これを期にえいやっ!と挑戦したいなあと考えているところだ。



3人の子育て真っ最中の岩瀬さん。
僕ももうすぐ3人の親となる。実践者としても、親としても、これからも学ばせて頂きたい。