成人式

昨日、中学校教員時代の教え子たちの成人式後の同窓会に招待してもらいました。
3年間担当した子たちです。

20歳を過ぎた子たちは、逞しく成長し輝いていました。

あの頃は、教師としてまだまだ未熟で(今でも未熟だけど)、学級経営もめちゃくちゃでした。
裏付けのある思想もなく、ただただ我流の思いつきの学級経営でした。
力の無い指導で彼らには本当に申し訳なく思います。

ただ、担任が力なくとも子どもたちは順調に成長し、今ではとても立派な姿になっていました。
当時、不登校だったり、問題を抱えていた子たちも今ではしっかりと仕事についていたり、大学・専門学校に通ったりしています。
とても嬉しく感じるとともに、まあ、教師の力なんて大したものではない(いい意味で)ということも改めて感じました。
時に私たちは、教師である自分には影響力があると強く感じてしまいます。
でも、それは大方、勘違いだったりします。
子どもたちの人生の中で数年間関わる一人の人間にすぎず、当然、彼らの人生そのものではありません。
だから、教師である自分ががどうであろうと、彼らはしっかりと成長していくのだと思います。

勿論、だからといって指導をいい加減にしていいという訳ではなく、その時々で全力で支援・指導していきます。


何もしてあげられなかったあの子たちへのせめてもの気持ちとして、
彼らの地元の神社で、彼らのこれから幸せと、そして彼らがよのなかを幸せにしていくための力添えを神様にお願いしました。